クライアント案件でAIを使う時|事前に合意しておくこと

クライアント案件でAIを使う時|事前に合意しておくこと

クライアント案件でAIを使う時に揉めやすいポイント(守秘、著作権、提出物の扱い)を事前合意で減らす方法を整理。合意事項のテンプレ、説明の仕方、運用ルールまでまとめます。

クライアント案件でAIを使う時:事前に合意しておくこと

クライアント案件でAIを使うの、もう普通になってきました。

ただ、揉める時はだいたい「AIを使った/使ってない」より合意がなかったことが原因です。

なので、事前に“短い合意”を置くだけで、安心感がぜんぜん変わります。

まず合意しておく3点

合意ポイント 決めること 揉めやすい理由
守秘(入力) 何を入力しないか 原文を貼ると危ない
著作権(成果物) 納品物の権利の帰属 再利用の範囲が曖昧
品質(チェック) 最終チェックは誰がするか 誤りの責任が曖昧
ポイント:合意は細かくしなくてOKです。短くても「境界」があるだけで揉めにくくなります。

説明のコツ(相手が不安にならない言い方)

  • AIは下書き・整理・言い回し調整に使う(原文の貼り付けは避ける)
  • 機密は役割名への置き換え要点の箇条書きで扱う
  • 納品前に数字・固有名詞は人が確認する

合意事項テンプレ(短くて使いやすい)

AI利用の合意(叩き台)

・AIは下書き作成、要点整理、言い回し調整の範囲で使用します。
・個人情報、認証情報、契約条件などの機密情報は入力しません(役割名・要点に置き換えます)。
・納品物は提出前に人が確認し、数字・固有名詞・条件の誤りを防ぎます。
・成果物(納品物)の権利の扱いは契約に従います(再利用の可否も含む)。

運用ルール(現場で守れる形にする)

ルール やること 狙い
入力 原文は貼らず、要点を箇条書き 守秘を守る
公開/納品 数字・固有名詞・条件を確認 事故を減らす
記録 合意文を残す 揉めにくい
コツ:ルールは「守れるサイズ」じゃないと意味がないです。まずは入力NGを3つに絞るのが現実的です。

質問と回答

質問:相手がAI利用に抵抗がある時は?

回答:目的を「スピード」より「品質の安定」に置くと通りやすいです。下書きや整理に使い、機密は入れない、最終チェックは人がする、をセットで伝えると安心されやすいです。